■フランス植民地時代のアルジェリアで起きた世界初のホロコーストを記憶する銘板がパリ18区に設置
【アルジェリア:本紙】
パリ市は12月4日、アルジェリアとフランスの間の激しい緊張で特徴づけられた状況のなかで、「ラグアット焼き討ち」の犠牲者を追悼する象徴的な取り組みとして、市内の「ラグアット通り」に記念銘板を設置する予定である。この出来事は1852年のフランス植民地支配が犯したものであり、専門家らの間では近代植民地史上初めてのホロコーストとして知られる。
社会党員であるパリ市長アンヌ・イダルゴ氏、記憶担当局副長のロランス・パトリス氏、そして18区区長エリック・ルジョワンドル氏らが、パリ18区にある「ラグアット通り」にこの記念銘板を設置する見通しである。このホロコーストでは(ラグアットの)人口4,500人のうち3分の2に相当する約3,786人が殺害され、フランスがアルジェリアを植民地化していた時期に発生したもっとも凶悪な犯罪の1つとなった。
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