レバノン:停戦合意と各当事者の反応(1)

2024年11月27日付 al-Mudun 紙

■合意前の歴史的な夜…ホッホシュタイン米特使「双方が有する自衛権」

【レバノン:本紙】

3,850人以上の死者を出した残虐な侵攻が終わった数時間後、レバノンは正式に自国に対する(攻撃の)停戦を発表した。レバノン人らが未明、つまりレバノン・イスラエル間の停戦が効力を発する最初の数分まで息を殺していた夜、南部やベカー高原、そしてベイルート南部ダーヒヤ地区の住民らは自身らの村々へと戻り始めていた。

ジョー・バイデン米大統領が、レバノンとイスラエルが停戦を受け入れたと発表したのちの今朝、停戦が発効した。しかしその前夜は、特にベイルートの中心部がイスラエルの赤色警報マップに含まれたことから、レバノン全土にとってもっとも危険な夜となった。

今日(27日)、未明からいかなる停戦違反も確認されてはいないものの、軍は村や町に戻るのを急ぐ危険性に注意するよう警告した。しかしそのようななかでも、多くの避難民が約2か月と4日前に離れた自宅へと向かった。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:59140