レバノン:停戦合意と各当事者の反応(4)

2024年11月27日付 al-Mudun 紙

■合意前の歴史的な夜…ホッホシュタイン米特使「双方が有する自衛権」

【レバノン:本紙】

<<ホッホシュタイン米特使の声明>>

一方アモス・ホッホシュタイン米特使は、「我々はこの停戦が敵対行為を終わらせる恒久的なものであることを確認しなければならない。我々は2006年の終戦の際に起こったことが繰り返されることは望んでおらず、合意は全面的に履行しなければならない」と指摘したうえで、「安保理決議第1701号のすべての条項および原則の履行を、それを保証する監視機構とともに行う必要がある」と強調した。

さらに同氏は、「この合意を通じて、数十年前からこれらの地域で起こっていたすべての暴力を終わらせる」ことに期待を寄せ、「現在、停戦の監視機構が設立され、あらゆる違反が発生しないよう努めているが、我々は米軍部隊をレバノンに展開させるのではなく、レバノン軍に支援を提供する予定だ」と述べたうえで、「停戦合意および国際法にのっとり、レバノンとイスラエルの双方が自衛権を有する」と強調した。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:59143