ローマ教皇フランシスコ、トルコ訪問か?

2024年11月29日付 Cumhuriyet 紙

カトリック教会の精神的指導者でありヴァチカン市国首長のローマ教皇フランシスコは、キリスト教史で重要な第一ニカイア公会議の1700周年を祝福するための発表で「トルコを訪問しようと考えている。」と述べた。

ローマ教皇はヴァチカンでの国際神学委員会会議で発言し、6月に初めて表明した第一ニカイア公会議の記念日にトルコを訪問したい旨を再度表明した。

ローマ教皇フランシスコは今回の発表で、来年の「ヨベルの年」を祝福する予定であり、「この聖なる年は同時に、初の世界中のキリスト教会のための評議会であった第一ニカイア公会議の1700周年を祝う機会にもなる。そこで、トルコを訪問したいと考えている。」と述べた。

カトリック教会の精神的指導者は、「この公会議は、教会と全人類の歩みにおける転換点である。」と話した。

■2014年以来の訪問

第一ニカイア公会議は、ローマ帝国皇帝のコンスタンティヌス1世の呼びかけで325年に開催され、キリスト教会に属するすべての司教が参加した。キリスト教史で重要だとみなされる公会議では、重要な宗教的議題が話し合われ、決定されていた。

ローマ教皇フランシスコの最後のトルコ訪問は2014年であった。

ローマ教皇フランシスコのほかに、2006年にローマ教皇ベネディクト16世が、1979年にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が、1967年にローマ教皇パウロ6世がそれぞれ訪問を実現していた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:大屋千寛
記事ID:59152