ガザ:カッサーム旅団がラファフで占領軍兵士4人を狙撃し戦車を爆破

2024年11月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■「カッサーム旅団」がラファフで占領軍兵士4人を狙撃し戦車を爆破

【ガザ:本紙】

パレスチナの抵抗諸派は、ガザ地区の数々の地域に侵入しているイスラエル占領軍に対して一連の攻撃を実施したと発表した。

ハマース運動の軍事部門であるカッサーム旅団は、そのメンバーらがラファフ市のブルジュ・アワド交差点付近で、占領軍の兵士や車両に対して複合的な作戦を実行することに成功したと発表した。

さらにカッサーム旅団は、メンバーらがその場所で多数の占領軍兵士を発見し、そのうち4人をカッサーム式「グール」ライフルで狙撃することに成功したと述べ、またそのうち兵士2人の殺害が確認されたと指摘した。

さらに、「メルカバ」型戦車1台が(狙撃された兵士らの)救助に到着したところ、まもなく「ヤースィーン105」砲弾の標的となり、内部から炎上したと指摘した。

さらに軍事報告書のなかで、メンバーらはその後、燃えている戦車を回収しようと進軍する軍用ブルドーザーを発見し、同じく「ヤースィーン105」砲弾の標的にしたと付け加え、さらに避難ヘリコプターの着陸も観測されたことに言及した。

カッサーム旅団はまた、ガザ地区北部ジャバーリヤーの西部にあるサフターウィー通りの家屋に立てこもっているイスラエル軍を「TBG」砲弾で標的にし、兵士らを死傷させたと発表した。

一方、人民抵抗委員会の軍事部門であるナースィル・サラーフッディーン旅団は、イスラーム聖戦運動の軍事部門であるクドゥス旅団との連携のもと、ガザ市東方に位置するジュフルッディーク地区に設置された占領軍の司令・統治本部に対して正規60mm迫撃砲弾で爆撃を加えたと発表した。


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翻訳者:藤井孝成
記事ID:59157