■ガザ地区南部でイスラエル将校1人が重傷を負う

【エルサレム：諸通信社】

イスラエル占領軍は金曜日、ガザ地区南部での戦闘で将校1人が重傷を負ったと発表した。

同軍はプラットフォーム「X」上の投稿で、「本日、ガザ地区南部で起きた戦闘でナハル旅団に所属する将校1人が重傷を負った」と述べた。

そして「同将校は治療を受けるため病院に搬送された」と付け加えたが、これ以上の詳細は明らかにしなかった。

イスラエル占領軍のデータによると、2023年10月7日にジェノサイド戦争を開始して以来、5,414人の将兵が負傷しており、彼らのなかには同月27日に始まったガザ地区の地上戦で負傷した2,448人が含まれている。

イスラエル占領軍は2023年10月7日以降、米国の支援のもとガザ地区でジェノサイドを行っており、その多くが子供や女性たちである148,000人以上のパレスチナ人死傷者を出した。これは世界でもっとも悲惨な人道危機のうちのひとつであり、大規模な破壊と数十人もの子供と老人を死に至らしめた飢餓のさなかに、行方不明者は1万人に上った。

イスラエル占領軍は、国連安全保障理事会決議に寄る即時停戦決議や、ガザ地区でのジェノサイドを停止同地区での悲惨な人道状況を改善するための措置を講じるよう求めた国際司法裁判所からの命令を無視しながら、虐殺を続けている。