UAE:トランプ大統領の娘婿、UAEのユダヤ系団体への寄付を表明

2024年11月26日付 al-Quds al-Arabi 紙

■トランプ大統領の娘婿がUAEでのイスラエル人ラビ殺害を受けた最初の行動を明らかにする

【ロンドン:本紙】

チャンネル「CNN」は、ドナルド・トランプ次期米大統領の義理の息子ジャレッド・クシュナー氏が、イスラエルのラビ(宗教指導者)であるズヴィ・コーガン氏殺害に対する自身と自身の妻のイヴァンカ氏の悲しみを表明し、アラブ首長国連邦にある「チャバド」運動に対して100万米ドルを寄付すると約束したと報じた。この寄付は「アブダビとドバイのユダヤ人コミュニティを支援する」ことを目的としているという。

クシュナー氏は「X」の自身のアカウントに次のように投稿した。「イヴァンカと私は、アラブ首長国連邦でユダヤ人とイスラーム教徒の間に架けようとしていた歴史的な架け橋を崩す目的で殺害されたラビ・コーガン氏の死を悲しんでいる」。

さらにクシュナー氏は「UAE政府の大胆かつ前向きなビジョンと連携した彼の活動の成功は、世界に輝く光であり、分断の歴史に対する力強い反撃となってきた」。さらに、「第二次世界大戦前、ユダヤ人とイスラーム教徒は何世紀にもわたって中東全域において調和とともに共存し、共通する価値観を称えてきた」と付け加えた。

トランプ大統領の義理の息子は「イヴァンカと私はUAEのチャバド運動に100万米ドルを寄付し、ユダヤ人コミュニティと国の指導部と協力して、アブダビとドバイに強じんで活気のあるユダヤ人コミュニティを構築する努力を倍加する。我々は他の方々がこの取り組みに参加してくださることも歓迎する」と続けた。

(後略)


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翻訳者:深澤佳那子
記事ID:59173