トルコ外務省、イスラエルによるシリア占領を激しく非難

2024年12月10日付 Cumhuriyet 紙

トルコ外務省は、「イスラエルが1974年に署名した軍事分離協定に違反し、イスラエル・シリアの間の緩衝地帯に入り、シリア内部に進軍していることを激しく非難する」との発表を行った。

シリアにおいてテロ組織HTSが主導しジハード主義者らが首都ダマスカスの支配権を握った直後に、イスラエル軍がシリアの領土の占領を開始した。イスラエルが、首都ダマスカス近くまで進んだことに対し、トルコ外務省は、短い声明により反発を示した。

外務省は、「イスラエルが1974年に署名した軍事分離協定に違反し、イスラエル・シリアの間の緩衝地帯に入り、シリア内部に進軍していることを激しく非難する」と発表した。続けて、「シリアの民衆が長年望んできた平和と独立に到達する可能性がでてきたこの微妙な時期に、イスラエルは、占領主義的精神を再び、さらけ出した。シリアの主権と政治的まとまり、領土の一体性に対する我々の支援を、強い決意をもって、改めて表明する」と述べた。


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翻訳者:トルコ語メディア翻訳班H
記事ID:59226