クルド系政党、オジャランと面会へ―エルドアンの許可のもと

2024年12月20日付 Cumhuriyet 紙

人民の平等と民主主義党(以下DEM)代表団とイムラルに収容されているテロ組織PKKの首領アブドゥッラー・オジャラン氏が、来週面会を控えている。この面会について、AKPのエルドアン大統領から「許可が下りた」ことが分かった。

民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首の声明により注目を集めたアブドゥッラー・オジャラン氏とDEM党代表団との面会が、来週行われる。

■「出席者が決まった」と発表

面会には、2013〜2015年の解決プロセス中にイムラル代表団メンバーだったスッル・スレイヤ・オンデル氏とペルヴィン・ブルダン氏も出席すると言われている。

一方で、初回訪問時とは異なるメンバーがイムラルを訪れる可能性も述べられた。

■何があったのか?

MHPのデヴレト・バフチェリ党首が、10月1日にDEM党の議員らと握手を交わして始まったこの展開は、10月22日にテロ組織PKKの首領アブドゥッラー・オジャラン氏に対し「組織を解体し、TBMMでDEM党と対話せよ」との要請が後に続いた。

その後バフチェリ党首は、11月26日に開いた会派会合で、10月1日以降DEM党とPKK首領アブドゥッラー・オジャラン氏へ行ってきた要請をさらに一歩進め、「イムラルとDEMの間での対面の接触が、滞りなく行われることを望んでいる」と述べた。

バフチェリ党首によるこの要請のあと、DEM党のトゥンジェル・バクルハン共同党首は、イムラル訪問を法務省に申請したと明かした。

■トゥンチュ法務大臣:適切な時期を決めよう

ユルマズ・トゥンチュ法務大臣は、DEM党がアブドゥッラー・オジャラン氏と面会するにあたり行った申請について、「適切な時期を決めよう」と明言した。


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:59314