イエメン:フースィー派、米空母艦載機F-18戦闘機を紅海上で撃墜と声明
2024年12月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
■フースィー派、米空母「トルーマン」を攻撃し、「F-18」を撃墜したと発表した。
【サナア:本紙、アフマド・アグバリー】
イエメンの武装組織「アンサール・アッラー」(通称:フースィー派)は日曜日、「米空母(USSハリー・S・トルーマン)と護衛のための駆逐艦(空母打撃群)を攻撃し、空母艦載機F-18戦闘機を撃墜した。これにより、米・英軍によるイエメンへの攻撃を防ぐことに成功した」と発表した。
米中央軍(CENTCOM)は本日、米海軍F-18戦闘機が味方の誤認射撃で撃墜されたことを明らかにした。そして「現在、(原因を)徹底的に調査している。(米海軍は)フースィー派が発射した無人機とミサイルを多数撃墜した」と述べた。また、「土曜日夜から日曜日未明にかけて、首都サヌアと紅海沿岸の町フダイダを空爆した」と発表したが、空母への攻撃に関する言及はなかった。
一方、フースィー派の軍事報道官、ヤフヤー・サリーウ准将は、「米空母への攻撃には巡航ミサイル8発と無人機17機が使われた。米駆逐艦がイエメンのミサイルや無人機を迎撃しようとしていた時にF-18戦闘機を撃墜した。敵戦闘機のほとんどは、攻撃された空母を守るためにイエメン領空を離れ、紅海上空を飛行していた」と表明した。
サリーウ准将は、「この作戦で、米空母ハリー・S・トルーマンは、(フースィー派の)ミサイル部隊、海上部隊、航空部隊から度重なる攻撃を受け、以前の位置から紅海北部へ撤退した」と断言した。
(後略)
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翻訳者:鶴田さくら
記事ID:59334