イエメン:部族連合がハドラマウト保護軍の結成を発表
2024年12月26日付 al-Quds al-Arabi 紙
◼️イエメン:「部族連合」がハドラマウト保護軍の結成を発表
【サナア:本紙】
7月以来、ハドラマウト包括会議とともに地元当局とイエメン政府に対する政治的緊張拡大を主導してきたハドラマウト部族連合は、水曜夜、「ハドラマウト保護軍」と名付けられた独自の部隊の結成を発表した。
連合のトップであるアムルー・ビン・ハブリーシュは、連合のフェイスブックページに掲載された声明で、「公共の利益が求めるもの、安全と安定の確立、テロや邪悪な破壊勢力への対処、国家とその資源の保護を考慮して」これらの部隊を結成することを決定したと発表した。
この決定にはムバーラク・アフマド・アウバサーニー少将をこれらの部隊の司令官に任命することが含まれており、部隊の結成は、イエメン最大の県で最も石油が豊富なハドラマウト県で6ヶ月前から続く緊張拡大の流れにおける新たな転換点を示している。
この緊張拡大の最前線には部族連合と包括会議が立ち、7月13日の包括会議の声明に盛り込まれた公共サービスの要求に始まり、7月31日の部族連合の声明では、ハドラマウトの石油に関する権利の確立と、包括会議を今後のイエメン和平交渉におけるハドラマウトの代表として認めるよう求めた。
声明が大統領評議会に与えた2日間の猶予が過ぎると、部族連合は武装勢力の配備を開始し、石油生産地域の拠点を掌握し、部族の動員を継続し、ハドラマウトに自治権を付与するよう要求するに至った。
(後略)
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翻訳者:荒岡麻里
記事ID:59355