■トルコが在シリア大使館の再開に向けた準備を開始…ヨルダンは近くシリア情勢に関する首脳会談を主催
【ダマスカス:諸通信社】
シリア内戦の積極的なアクターであり、ダマスカスの新政権の最大の支持者のうちに数えられるトルコは、バッシャール・アサド政権の崩壊を受け、12年以上にわたって閉鎖されていた在シリア大使館を再開させることが予想される。
12月8日のシャーム解放機構率いる武装勢力による電撃攻撃でバッシャール・アサド政権が崩壊したのち、ヨルダンは土曜日に紅海に面するアカバで首脳会談を開催する。その際にはシリアにおける今後の展開を話し合うため、米国、欧州、アラブ、トルコからの閣僚らや上級外交官らが集まる予定だ。
「革命の勝利」を祝う大規模な祝賀を国中に広がった翌日の土曜には、特にダマスカスで、住民らが仕事に戻った。
新政権下の交通警察官らが首都の路上に出動し、自治体の職員らは街区の清掃を始めた。
ダマスカスでは旧市街のハーミディーヤ市場などで、ほとんどの店舗が営業を再開した。
商人であるアムジャド・スンドゥークさんは、市場の活動を復活させる必要性を強調し、「体制派は倒れたが、国は倒れなかった」と話した。
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