AKP議員、クルド問題解決プロセスを語る
2025年01月03日付 Cumhuriyet 紙
AKP所属・ディヤルバクル県選出のガリプ・エンサリオール議員は、DEM党とオジャラン氏・デヴレト・バフチェリ氏との会談が続けられている解決プロセスについて「プロセスは成功に終わり、オジャラン氏は自宅軟禁となった。デミルタシュ氏が拘置所に留まるとは考えられない。後見人もそこには残らない」と述べた。
AKP所属・ディヤルバクル県選出のガリプ・エンサリオール議員は、MHP(民族主義者行動党)のデヴレト・バフチェリ党首の「オジャラン」に関する発言を契機に、昨日からのDEM党によるバフチェリ氏への訪問により続けられている解決プロセスについて、非常に多く語られるであろう評価をした。
解決プロセスについて24Saatの取材に応じたAKP所属・ディヤルバクル県選出のガリプ・エンサリオール議員は「新しいパラダイムはそれ以前の解決プロセスと異なるものであり、しかしその道筋において経験が必ず考慮される」と言った。
エンサリオール氏は、このことがシリア情勢と大きく関係しているとしたうえで「シリアの最新の情勢はトルコにとっても重要な意味を持つ。可能性のある脅威がトルコに良くない影響を及ぼさないよう、前もって国内で平和な環境を確保する必要がある」と述べた。
エンサリオール氏によると、代表団はロジャヴァ・シリアへの訪問で「DSG(シリア民主軍)の要人と会う用意があり、しかしダマスカスやアレッポといったシリアの主要都市を掌握しているHTŞ(シャーム解放機構)」と面会するかどうかについては情報がない」ということだ。
■「デミルタシュ氏が拘置所に留まることは考えうるか?」
エンサリオール氏は、解決に関する新しいプロセスが、悪い進捗がなければ2月末には形成されることを望むとしたうえで「ノウルーズには武装解除が可能と考えている」と述べた。
エンサリオール氏は、HDPの元共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏の現状について何か話題になったかという質問に対して次のように答えた。
「この新しいパラダイムの良い点は1つだけではなく、多くの事柄が取り扱われた。民主化、平和への要請・・・プロセスは成功に終わり、オジャラン氏は自宅軟禁となった。デミルタシュ氏が拘置所に留まることは考えうるか?もちろん考えられない。後見人もそこには残らない」
この記事の原文はこちら
翻訳者:神谷亮平
記事ID:59420