イスラエル:軍がイエメン国内から発射されたミサイルを迎撃したと発表

2025年01月05日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル占領軍がイエメンから発射されたミサイル1発を迎撃したと発表

【エルサレム:諸通信社】

エルサレム:イスラエル占領軍は日曜日、国内の各地で警戒サイレンが鳴った直後、イエメンから発射されたミサイル1発を迎撃したと発表した。

占領軍はテレグラムに投稿した声明のなかで「先ほどテルミ・エリエゼルで警戒サイレンが鳴ったのち、イエメンから発射されたミサイルがイスラエル領内に到達する前に迎撃された」と述べた。

イスラエル占領軍は金曜日にも、イエメンから発射された無人機1機がイスラエルの領空に侵入したのち、これを撃墜したと報じた。

2023年10月7日にガザ地区に対するイスラエルの侵略が勃発した後、フースィー(フーシ)派はイスラエルに向けたミサイルや無人機の発射に加えて、イエメン沿岸沖の船舶を標的にし始め、これらの攻撃が「パレスチナ支援の一環である」と強調した。

イランが支援するフースィー派の攻撃により、バーブ・マンディブ海峡と紅海を介して、国際貿易の主要な回廊であるスエズ運河に到達する海上交通の量が大幅に減少した。

昨年11月にイスラエル占領軍と、レバノンで同じくイランの支援を受けるヒズブッラーとの間で停戦合意が締結されて以来、フースィー派は攻撃を激化している。

イスラエル占領軍はイエメンのフースィー派が支配する複数の地域への空襲も行っており、そのうちに昨年12月末になされたサナア国際空港への攻撃がある。

イランの支援を受けているフースィー派は、2014年に首都サナアを制圧して以来、イエメン領土の大部分を支配している。


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翻訳者:進藤蘭
記事ID:59425