■ヨルダン内務大臣:アサド政権崩壊以来、約1万8,000人のシリア人が帰国
【アンマン:本紙】
アンマンの西約80キロメートルにあるジャービル・ナスィーブ国境通行所は、現在ヨルダン・シリア間で稼働している唯一の通行所である。
シリアとの375キロに及ぶ陸上国境を有するヨルダンは、アサド政権崩壊の2日前にあたる今月6日、シリアの「治安状況」を理由に同通行所の閉鎖を決定した。
しかし同通行所は先週金曜日、商用トラックと帰国するシリア人らのために再開された。
同通行所は2011年にシリアで紛争がぼっ発して以来、幾度となく閉鎖されてきた。
ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣は月曜日にダマスカスを訪問し、シリア新政権のアフマド・シャラア総司令官と会談し、自国がシリア再建を支援する用意があることを表明した。
ヨルダンは12月14日には、国連代表に加え、アラブ8か国、米国、フランス、トルコ、欧州連合の各外相が参加するシリアに関する会合を主催した。
(1)に戻る