サウジアラビア:リヤドでシリアの支援を話し合う国際会議が開催(1)

2025年01月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
2025年1月12日、リヤド会談前のサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相とシリアのアスアド・シェイバーニー外相(AFP通信)
2025年1月12日、リヤド会談前のサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相とシリアのアスアド・シェイバーニー外相(AFP通信)
◼シリアに関するリヤド会議、ダマスカスへの制裁解除を求める(動画)

【リヤド:諸通信社】

シリア問題を話し合うリヤド会議は日曜日、ダマスカスに課せられている制裁を解除し、シリア難民を自国に帰還させる条件を整えるよう呼びかけた

サウジアラビアのビン・ファルハーン外相は声明で、「この会議の目的は、シリアを支援するための努力を調整し、シリアに課せられている制裁の解除に向けて取り組むことだ」と述べた。

そして、会議の出席者に、シリアに対する一方的で国際的な制裁を解除し、シリア国家再建のためのあらゆる人道的・経済的支援を緊急に開始し、シリア難民の帰還に適した環境を整えるよう求めた。

また、「旧シリア政権に課せられた制裁の継続は、発展、復興、安定を達成したいという国民の願いを妨げることになる」と強調した。

日曜日の早い時間に、サウジアラビアの首都リヤドで、シリアの安定と安全を確保するための拡大閣僚会議が始まった。

会議には、アラブ諸国とフランス、イギリス、ドイツ、イタリア、トルコ、スペインを含む西側諸国の外相が出席した。この動きは、特にバッシャール・アサド政権崩壊後、シリア国民に対するアラブ諸国の支援を強化するものとなるだろう。

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翻訳者:鳥居隼斗
記事ID:59480