■アサド政権崩壊後、ダマスカスで初めて学校が再開
【ダマスカス:本紙】
さらに彼は「学生のほとんどは他の県や都市から来ており、全てが元の状態を取り戻すにはまだ時間がかかるだろう」と述べた。
日曜日の朝には、シリアの首都で住民らが仕事に復帰し、本来の生活が戻った。
下町であるルクン・ディーン地区にあるパン屋の店先には、10人ほどの人々が列をなしてパンを買うための順番を待っていた。
ガーリブ・ハイラートさん(70歳)は「1セットあたりのパン数は前政権時代の10枚から12枚に増え、制限なく好きなだけ持っていける」と言う。
歩道では露天商らがガソリン缶を売る姿がみられ、一部のガソリンスタンドは分量限定で燃料を販売するためにそのドアを開けた。
サービスに関しては、市民らはいまだに長時間の停電に苦しんでおり、その時間は地域によっては1日約20時間にも及ぶ。また彼らは、暖房や、携帯電話やモバイル機器のバッテリーを充電するための代替策も欠いている。
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