トルコ航空（THY）は、ダマスカスとアレッポへの便の運航を開始する。各便の運航は1月23日にスタートし、一週間に3便となる予定だ。

トルコ航空社長ビラル・エクシ氏はソーシャルメディアのアカウントからおこなった発表で、「『私はダマスカスを1000年前から知っている。私の母の乳くらい親しみのある存在だ！』（セザイ・カラコチ）私達はダマスカスに戻るだろう！1週間に3便で、ダマスカスへは1月23日水曜日にスタートする。
幸来たれ」と述べた。

THYは、シリアで内戦が始まったのと同時に安全面の懸念のためにダマスカス便を
2012年3月31日以来、キャンセルとした。これはシリアにおける政治的そして治安状況が悪化していくのを受けた決定だった。それ以来、現在に至るまでTHYのシリアへの定期航路は存在しなかった。

■チケットの値段はどうなるのか？

THYのサイトではダマスカスへ飛ぶフライトは1月28日まで満席となっている。
1月28日の便のチケットは一人あたり5273TLである。

■アレッポ大使館はいつ開くのか？

トルコのダマスカス大使館の後に、アレッポの大使館もオープン予定だ。
外務大臣ハカン・フィダンは、アレッポ大使館は1月20日に再開する見通しだと伝えた。

トルコのダマスカス大使館は、2012年3月26日に活動を停止した。トルコのダマスカス大使館は、アサド政権との関係が悪化し国の内戦が次第に悪化するのを受けて閉鎖された。

アレッポ大使館は、バッシャール・アル=アサド政権が転覆したのちに
再び活動を始めた。