シリア第二の都市アレッポでトルコ総領事館が12年ぶりに業務を再開した。
シリアで2012年に内戦中に業務を停止したトルコの在アレッポ総領事館は、トルコ国旗を掲揚台に掲げ外交業務を再開した。
シリアのアレッポ市のムハファザ地区にあるアレッポ総領事館の再開には、在ダマスカス・トルコ大使館のブルハン・キョロール代理大使、アレッポ総領事館のハカン・ジェンギズ総領事と多くの招待客が参加した。
トルコのアレッポ総領事館で行われたセレモニーでトルコ国旗が掲揚されると、12年の時を経て外交業務が再開された。
再開は、アレッポの人々にも大きな喜びで迎えられた。総領事館のある地区の住民は、再開を神は偉大なりと言う言葉と口の中で舌を鳴らして祝った。
■ダマスカスのトルコ大使館も12月14日に業務を再開
ダマスカスのブルハン・キョロール代理大使は、「私達はここで我が国を代表することになる。両国間関係の発展に外交の代表者としてサポートするつもりである。トルコとシリアの関係はより一層発展するだろう。シリアが再び世界に開かれことにトルコとしてサポートするつもりだ。お互いにとても利益のあるプロセスが始まったと言えるだろう。」と述べた。
2012年に業務を停止した在ダマスカスのトルコ大使館も2024年12月14日に業務を再開した。
シリアのダマスカスで外交使節が密集するラヴダ広場近くにあるトルコ大使館は、シリア政権が平和的なデモ隊に向け暴力に訴えた過程の中で業務を少しの間続けていたが、2012年3月26日に日常業務を停止していた。
大使館員とその家族もこの決定によってトルコに帰国した。
シリアで昨年11月27日にアレッポの西郊外でバッシャール・アサド体制派と衝突した反体制派は、12月8日に首都ダマスカスを統治下に置き、61年間続いたバアス党政権は転覆された。
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翻訳者:新井慧
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