我が国の巡礼・参詣庁長官とサウジアラビアのハッジ・ウムラ大臣が、イラン暦1404年[西暦2025/26年]のハッジに関する覚書に調印した。
【ハムシャフリー電子版】サウジアラビアを訪問しているアリーレザー・バヤート巡礼・参詣庁長官は、サウジアラビアのハッジ・ウムラ大臣と会談を行い、ハッジ・タマット[メッカから16ファルサング(約48マイル)以上離れている人が行う大巡礼で、ハッジの前にウムラ(小巡礼)を行い、髪の毛を剃るか切る等の儀礼が定められている]及びウムラの巡礼者に関する問題について議論し意見交換を行った。さらにこの会談では、1404年のハッジ・タマットに関する覚書が調印された。
ハッジ・タマット実施上の問題や航空輸送、陸上輸送、儀礼の場の衛生、文化問題、イラン人ウムラ巡礼者の移動に関連する問題が、双方の議論の軸となった。
イラン及びサウジアラビアのハッジ担当機関の高官は、1404年のハッジ・タマット及びウムラ実施についての議論を行う中で、航空便の運航、巡礼実施上のサービス向上、次回のハッジにおけるイラン人巡礼者に対する割り当ての増加、来年のウムラ巡礼者の増加、及びイラン人巡礼者の接遇といった問題について、意見交換を行った。
この友好的な会談は、両国の大使と、イラン及びサウジアラビアのハッジ関係者が出席して行われた。
巡礼・参詣庁は以前、1404年オルディーベヘシュト月[西暦2025年4月21日〜5月21日]中旬から8万7550人の定員で1404年ハッジ・タマットを開始すると発表していた。この巡礼への登録は、指定された優先順位にのっとってハッジの書類所持者を対象に行われている。
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翻訳者:OT
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