USドルと暗号通貨テザーで8万トマーンのチャネルを突破、暗号通貨両替商の口座閉鎖

2024年12月26日付 Hamshahri 紙

暗号通貨両替商団体による告知によると、今日この団体のリヤール払い窓口はまたも閉鎖されている。

【ハムシャフリー・オンライン】ファールス通信によると、暗号通貨両替商団体は本日、暗号通貨両替商の口座は閉鎖され、15時からリヤールの振込は不可能になると再度発表した。

今回の閉鎖は、USドルとテザー(tether)の高騰によるものとみられている。
今日テザーは8万トマーン(1トマーン=10リヤール)を超え、USドル価格もまたその価格の抑制に関する経済相の意思表明後も依然として上昇傾向が続いている。

ただ今のところ、どの金融当局者もこの閉鎖に関して意見を述べていない。
ある両替商は告知に備えて、1時間前から事前通告なしに、すべての仮想通貨プラットフォームへのリヤール振込サービスの提供を制限していた。予期せぬ今回の決定に注目すると、この両替商のリヤール振込も混乱に見舞われている。
これ以前にも中央銀行は、暗号通貨両替商の口座を閉鎖する措置を採っていた。

中央銀行筋の情報によると、両替商のオーナーたちが資金洗浄への関与を否定し、証拠の開示を要求していたにもかかわらず、今回の措置は両替商を介しての資金洗浄を理由に実施されたという。

ちょうどこの時、両替商のオーナーの一人が、もし暗号通貨両替商が非合法行為を行っていたとすれば、どうして直ちに口座が開設されたのかと述べた。

中央銀行の今回の措置は外国為替レートによるものであることが明白になった一方で、テザーと外国為替レートの間には何の関係もない。

先月アーバーン月[西暦10月22日〜11月20日]に中央銀行が暗号通貨両替商の口座を閉鎖する措置を採ったとはいえ、この措置は中央銀行に新法42条に基づいて行なっていた。しかし中央銀行当局は、正式かつ透明性を持った形でこの措置の理由説明をまったく行わなかった。


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翻訳者:TK
記事ID:59573