パレスチナ:イスラエルがパレスチナ人の未来を脅かしている

2025年01月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️パレスチナ:イスラエル右派が我々の世代の未来を脅かしている

【ラマッラ:諸通信社】

パレスチナ外務省は金曜日、政権を握るイスラエルの右派が、パレスチナの人々が自ら望んでいない区域に彼ら押しやり、彼らの世代の未来を脅かしていると述べた。

同省は声明で、「イスラエルの右派政権が、国際法、人権、国際的正当性、そしてその決定における前例のない国際的崩壊の下に隠れながら、我々のパレスチナ国民を彼らが望まない区域に押しやり、彼らの世代の未来を脅かしている」と述べた。

そして「文明を主張する世界が見て聞いている前で、ガザ地区において200万人以上のパレスチナ人が住居、生活手段、市民権がない状況に陥った。それはイスラエルが最も忌まわしい民族浄化犯罪を犯し、破壊の力によってパレスチナ人を移住させるために彼らの祖国を完全に破壊したためである」と付け加えた。

日曜日の午前、ハマースとイスラエルの間での停戦発効とともに、ガザ地区の様々な地域にいたパレスチナ人国内避難民は、自分の家への帰還を始めたが、ほとんどの家が破壊されたのを見つけることとなった。合意により、ガザ地区北部の住民は、日曜日に南部から戻ることが決定されている。

アメリカの支援のもと、イスラエル占領軍は2023年10月7日から2025年1月19日の間に、ガザにおいて集団殺戮を行った。それは15万8000人以上のパレスチナ人死傷者を出し、そのほとんどは子供と女性だった。また1万4000人以上が行方不明者となっている。これは世界最悪の人道的惨事の一つである。

さらに同省は、イスラエルの右派政権が、占領期間の引き延ばしと支配の存続のために戦争犯罪を犯すことを継続していると続けた。

(後略)


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翻訳者:戸田志歩
記事ID:59578