イスラエルの無人機がバラータ難民キャンプを爆撃

2025年01月26日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルの無人機がヨルダン川西岸北部のバラータ難民キャンプを爆撃

【ラーマッラー:アナトリア通信】

イスラエル占領軍は日曜日、同軍の無人機1機が占領下のヨルダン川西岸北部ナーブルス市の東にあるバラータ難民キャンプで集まっていたパレスチナ人らを爆撃したと発表した。
イスラエル軍はプラットフォーム「X」上で、「先ほど、無人機1機がバラータで爆撃を行った」と投稿し、攻撃の目的が「武装者らを含む集会を解散させること」であったと主張したが、これ以上の詳細については明らかにしなかった。

さらにパレスチナの『ワファー』通信が報じたところによると、土曜日には、イスラエル占領軍はバラータ難民キャンプ周辺の連絡環状交差点地帯および同市東部のクドゥス通りを襲撃し、建物の屋上に狙撃兵を配置、さらに実弾を発砲し、催涙ガス弾を発した。

イスラエル占領軍はガザでのジェノサイドと並行して、自らの作戦を拡大し、入植者らも東エルサレムを含むヨルダン川西岸での攻撃を激化させた。その結果、パレスチナ人876人が死亡、約6,700人が負傷、14,300人が拘束された。これはパレスチナ側の公式データに基づくものである。

2023年10月7日から2025年1月19日までの間に、米国の支援を受けたイスラエルはガザ地区でジェノサイドを行い、その結果、そのほとんどが子どもや女性である15万人以上のパレスチナ人が死亡または負傷し、1万4,000人以上が行方不明となった。


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翻訳者:岡安紅葉
記事ID:59581