レバノン:新大統領府の報道官にジャーナリストのシャラフッディーン氏が任命
2025年01月15日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ユニークな動き…レバノン新大統領府の報道官が任命
【ベイルート:本紙】
ジャーナリストのナジャー・シャラフッディーン氏が、近年まれに見る動きとしてレバノンの報道官に任命された。この役職はレバノンのジョゼフ・アウン新大統領のもとで新設された。
ジャーナリストのナジャー・シャラフッディーン氏は、ハッサーン・ディヤーブ内閣においてナビーフ・ビッリー国民議会議長によって選任されたガーズィー・ワズニー元財務大臣の妻である。シャラフッディーン氏は故ラフィーク・ハリーリ元大統領が設立した「ムスタクバル」(未来)チャンネルでキャリアをはじめ、ラジオ「全レバノンの声」でメディアのキャリアを続けたほか、近年は同ラジオで政治番組の司会を務めていた。
さらにはミシェル・アウン前大統領の顧問を務めていたジャーナリストのジャン・アズィーズ氏がジョゼフ・アウン大統領のチームに加わったことも判明した。このチームには、ビッリー議長と対立してきた、情報省元長官のムハンマド・ウバイド氏も在籍している。
ラフィーク・シャラーラー氏に関しては、イリヤース・ハラーウィー大統領とミシェル・スライマーン大統領の時代を除き、アミーン・ジェマイイル大統領の時代から現在に至るまで、情報局局長を務めている。
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翻訳者:穴井勇成
記事ID:59631