ウクライナが西側諸国へガスの[パイプライン]輸送供給を停止したことによって、ガス確保に関して打撃を受けたスロバキアは、ロシアのガスがトルコを経由して来ていることを明らかにした。スロバキアガス産業(SPP)は、輸送供給はトルコストリーム・天然ガスパイプラインを経由して行われていると明らかにした。
スロバキアガス産業(SPP)は、ウクライナを経由して来ていたロシアのガスがウクライナによって停止された後、トルコを経由してロシアのガスを輸入していると説明した。
AFPが掲載したニュースによると、本社を首都ブラティスラバに置くSPPのオンドレ・セベスタ広報は「ロシアのガスプロムはSPPのためにガス供給を部分的に更新した。輸送供給はトルコストリーム経由で南ルートからとハンガリー経由でスロバキアに行われている」と語った。
セベスタ広報は詳細を述べることを控えた一方、スロバキアの新聞デニックNは、SPPのCEOヴォイテフ・フェレンツ氏がトルコストリーム経由でガス供給が2月1日から始まることと、ガス量が4月に2倍に引き上がることが予想されていると述べた、と伝えた。
ウクライナが年初にロシアのガスを西側へ輸送供給を停止したことで、ロシアのガスに依存しているスロバキアは打撃を受けた。
スロバキアのロベルト・フィツォ首相は、ロシアのプーチン大統領とこの問題で会談を行うためにモスクワを訪れていた。
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翻訳者:大﨑 萌
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