ガザ:虐殺開始以来のジャーナリストの死者数が204人に増加

2025年01月14日付 al-Quds al-Arabi 紙

■「ガザ政府」:虐殺開始以来、ジャーナリストの死者数は204人に増加

【ガザ:アナトリア通信】

ガザ政府広報局は火曜日、イスラエル占領当局による大量虐殺が始まってから16か月が経過し、死亡したパレスチナ人ジャーナリストの数は204人に達したと発表した。

同局は声明で次のように述べた。「パレスチナ通信(SAFA)の編集者として働くジャーナリストのムハンマド・バシール・タルマス氏の死亡が発表されたことで、ガザ地区での集団虐殺戦争が始まって以来、死亡したジャーナリストの数は204人にのぼった」。

同局は「タルマス氏は、ガザのシャイフ・ラドワーン地区を標的としたイスラエル占領軍の航空機の攻撃により重傷を負い、死亡した」と説明した。

さらにイスラエルがパレスチナ人ジャーナリストを標的にした殺害を続けていることを非難し、ジャーナリストに関わるアラブの機関や国際的な組合、機関、組織に対し、ガザの報道関係者に対するこうした組織的犯罪を非難するよう求めた。

イスラエルは米国の支援を受けて2023年10月7日からガザで大量虐殺を行っており、その多くが子供と女性である15万6千人以上のパレスチナ人が負傷、死亡し、さらに1万1千人以上が行方不明となっている。さらにじん大な破壊と飢饉によって、数十人もの子供や高齢者が亡くなり、これは世界で最悪の人道的災害の一つに数えられるようになった。


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翻訳者:藤井翠
記事ID:59646