ジャーナリストであるズウビー氏の残りの懲役刑期が社会奉仕活動に置き換えられる

2025年01月16日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ジャーナリストのアフマド・ハサン・ズウビー氏の残りの刑期が社会奉仕活動に置き換えられる。

【アンマン:本紙】

ジャーナリストのアフマド・ハサン・ズウビー氏の家族と弁護団がソーシャルメディア上で発表したところによると、ヨルダンの司法当局は木曜日、同氏に対する残りの懲役刑を社会奉仕活動に変更した。

風刺的な文面とジャーナリスト的見解で知られるズウビー氏は、自宅に木曜夜に戻り、そこでヨルダンで施行されている法律と規則に則った代替刑罰に服することとなっている。また出回っている写真のなかには、同氏の片手に釈放印、もう片方の手に代替刑罰用のブレスレットが付けられているものもあった。

ヨルダンの治安部隊は7月2日に、ザアビー氏を実刑判決執行の準備のために逮捕した。その後アンマン治安刑事裁判所は控訴裁判所として、同氏がフェイスブックに投稿した内容に関して、1年間の禁固刑と罰金刑に処すことを決定した。

ズウビー氏は地元のウェブサイト「サワーリーフ」の編集長であるが、執筆活動を停止させられる以前は親政府系新聞「ラアイ」の記者でもあった。また同氏は政府や高官らに対する批判的な姿勢や、貧しい人々への肩入れ、また同氏が評するところの「政治的・金銭的腐敗や影響力・権力の乱用の範疇に容れられるもの」といったいくつかの現象に対する絶え間ない批判でも知られている。


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翻訳者:穴井勇成
記事ID:59710