各都市でラマザンのピデの値段は?
2025年02月27日付 Cumhuriyet 紙

ラマザン月に食卓に欠かせないピデは今年もイフタール(断食明け)の食卓に登場する。都市間の価格の違いは注目を引いている一方、一部の自治体は市民にお手頃な値段で選択肢を提供している。
ラマザン・ピデの値段は県ごとに異なる。今年一部の都市で価格に大幅な上昇が起きている一方、トルコパン協会のハリル・イブラヒム・バルジュ会長は2月20日に行った発表の中で、ラマザ・ピデのキログラムあたりの価格が去年60TLであり、今年は81TLを越えるだろうと述べた。
◾️イスタンブル、アンカラ、アンタルヤ、ブルサ、コジャエリ
昨年イスタンブル、アンカラ、アンタルヤで250グラムのラマザン・ピデが15TLで販売された一方、今年は20TLに引き上げられた。ブルサとコジャエリでも330グラムのピデは20TLで売られていたが、今年は370グラムのピデが30TLになる予定だ。
◾️サムスン
サムスンで昨年20TLで売られていた320グラムの普通のピデが、今年は25TLで売られる予定だ。卵の黄身を表面に塗ったピデは30TLになると明らかにされた。
◾️アンタルヤ
アンタルヤ広域市自治体はラマザン・ピデ生産を独自のパン工場で行い、お手頃な値段で人々に販売する予定だ。アンタルヤでラマザン・ピデは15TLで販売される。
◾️エディルネとガズィアンテプ
エディルネで300グラムのピデが25TL、350グラムのピデは30TLで販売される。ガズィアンテプで250グラムのラマザン・ピデは20TLでアレッポ風パン(Halep kahkesi; kaak)は1個60TLで買い手が見つかるだろう。
◾️エスキシェヒルとドゥズジェ
エスキシェヒル広域市自治体は300グラムのラマザン・ピデを15TLで販売する。ドゥズジェでは370グラムのピデは22.5TL、700グラムの胡麻入りで卵の黄身を表面に塗ったピデは45TLになると明らかにされた。
◾️カイセリ、ヴァン、キュタヒヤ、チョルム
カイセリでは卵の黄身を表面に塗ったラマザン・ピデが30TL、胡麻入りピデが25TLの価格になった。ヴァンでは310グラムのピデが20TLで販売される。キュタヒヤで380グラムの普通のピデは30TLで販売される。チョルムでは270グラムの胡麻入り卵の黄身を表面に塗ったピデが25TLになる一方、自治体の販売所では同じ商品が17.50TLで販売される。
◾️価格は市民を苦しめる
ラマザン・ピデの価格が都市によって違う一方、多くの自治体はお手頃値段で人々に支援しようとしている。
しかし、全体としてピデの価格が上昇していることは特に経済的困難を抱える国民にとって注目を集める展開である。ラマザン月にこの価格の上昇が国民に与える影響は注目の的である。
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翻訳者:大﨑 萌
記事ID:59746