フーシ派:イスラエルは停戦を守らなければ戦火にさらされることになる
2025年03月02日付 Al-Nahar 紙
■フーシ派がイスラエルに警告:ガザに対して再び戦争を始めるならば、我々はあらゆる軍事的手段をもって介入する
【サナア:本紙】
イエメンのフーシ(フースィー)派の指導者、アブドゥルマリク・フースィー氏はイスラエルに対して、ガザ地区への戦争を再開すれば、イスラエルは「戦火」にさらされることになるだろうと警告した。
イエメンの国営「サバ」通信社が報じたところによると、フースィー氏はラマダーン月を迎える声明において、「我々はパレスチナ人及び、ハマースの軍事部門であるカッサーム旅団を筆頭とするパレスチナ抵抗勢力に従事する、我々の兄弟である戦士たちを支援することにおける確固たる立場と、宗教的、人間的、道徳的義務を強調する」と述べた。
続けて「我々はイスラエルがガザでの停戦から逃れ、停戦合意の第二段階の実現を回避しようとする試みを監視している」と付言した。
また、「ガザに対して戦争を再開すれば、占領下のヤッファ(テルアビブ)をはじめとするイスラエル全土が戦火にさらされるだろう」と述べ、「様々な方法での軍事的介入」の再開を警告した。
フーシ派は「我々はガザと連帯する」というスローガンの下、2023年11月以降、イスラエルにおける複数の標的を攻撃した他、紅海においてイスラエルや関連する貨物船に対してロケットや無人機で攻撃をおこなった。
先月の1月19日にガザでの停戦が発効し、人質の交換が開始された。これには三つの段階、それぞれ42日間の期間が含まれる。
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翻訳者:清久功介
記事ID:59758