イスラエル:ガザでの軍事作戦を強化へ、EUは停戦交渉再開を要求
2025年03月03日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️ハマース幹部:イスラエル人捕虜の解放は、合意された暫定合意に基づいてのみ行われる
【n.p./諸通信社】
イスラーム抵抗運動(ハマース)の幹部、マフムード・マルダーウィー氏は本日日曜日、イスラエルが要求しているガザでの停戦合意の第1段階の延長について、同運動は同意しないと述べた。
また、マルダーウィー氏はアルジャズィーラとのインタビューで、ハマースは既に合意された暫定合意の条件に基づいてのみ、残りのイスラエル人拘束者を解放すると付け加えた。
本日早朝、イスラエルの情報筋は、イスラエル政府が1週間以内にガザ地区に対する圧力強化計画の実施を開始する意向であると述べた。計画には、電力の遮断、ガザ地区北部から南部へのパレスチナ人の再移住、そして戦闘の再開が含まれている。
イスラエル公共放送局は、事情に通じる匿名の情報筋の話として、イスラエルが1週間以内にガザ地区に対して「地獄」と名付けられた計画を実行するだろうと報じた。
情報筋によると、この計画にはガザへの電力供給の完全遮断、住民の北部から南部への再移住、そして全面的な軍事作戦を再開することが含まれているという。
この文脈において、欧州連合は、ハマースがガザでの停戦合意の第1段階の延長の受け入れを拒否したことについて非難し、イスラエルが同地区への支援物資の搬入を阻止していることは「人道的影響を脅かすものだ」と警告した。
欧州委員会の外務担当報道官であるアンワル・アウニー氏は声明の中で、「欧州連合は停戦第2段階に向けた交渉の早急な再開を求める」と述べ、さらに同連合は「仲介者らへの強い支持を表明する」と付け加えた。
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翻訳者:新階 望乃
記事ID:59760