◾️ネタニヤフ首相、トランプ大統領に「イラン軸」に対する「任務完了」のための武器提供に感謝
【テルアビブ/諸通信社】

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は日曜日、アメリカのドナルド・トランプ大統領に対し、前政権が輸送を凍結していた弾薬の提供について謝意を表明した。ネタニヤフ首相は、それがイランとその同盟勢力に対する「任務完了」に貢献するだろうと強調した。

ネタニヤフ首相はビデオメッセージの中で、「トランプ大統領はホワイトハウスでイスラエルが持った最も偉大な友人だ」と述べた。

そして彼は「トランプ大統領は、（ジョー・バイデン前政権によって）これまで保留されていたすべての弾薬を輸送することで、それを証明した」と述べ、「このようにして彼はイスラエルに対し、イランのテロ枢軸に対する任務完了に必要な手段を提供している」と強調した。

ネタニヤフ首相は先月、アメリカのマルコ・ルビオ国務長官との共同記者会見でも同様の発言をしており、ワシントンの支援を受けて、テヘランの脅威に対する「任務を完了させる」と確約した。

イスラエルの首相はその際、「2023年10月7日にガザ地区で戦争が勃発して以来、イスラエルはイランのテロ枢軸に対して強力な打撃を与えた」と述べた。

米国務長官は土曜日、イスラエルへの約40億ドルの軍事支援の提供に署名したと発表した。

ルビオ氏は声明の中で、「私は宣言に署名した(...)イスラエルへの約40億ドルの軍事支援の提供を迅速化するためだ」と述べ、バイデン前大統領が課していた部分的な武器禁輸の解除についても言及した。

2月上旬、トランプ政権はイスラエルへの総額74億ドル相当の爆弾、弾薬、ミサイルの販売を承認した。イスラエル国防省は、数日後に米国製の重火器の第一便が届いたと発表した。