バフチェリ、獄中のデミルタシュに電話
2025年03月04日付 Medyescope 紙

民族主義者行動党代表デヴレト・バフチェリ氏が、憲法裁判所と欧州人権裁判所の決定に反しておよそ9年間収監されている旧人民の民主主義党共同代表セラハッティン・デミルタシュ氏と電話したことの詳細が明らかになった。
クルディスタン労働者党(PKK)アブドッラー・オジャラン氏は歴史的な呼びかけを行い、組織の武装放棄の必要性を強調した。あらゆる責任を引き受けることを強調するオジャラン氏は、「その存在を強制以外で終わらせるあらゆる現代的な組織や政党が自主的に行うように、国家や社会と一体化するために、会議を開き、決定を下してください。全てのグループが武器を置かなければならず、クルディスタン労働者党は解散しなければならないのです。」と述べた。
民族主義者行動党代表のデヴレト・バフチェリ氏がエディルネ刑務所で収監されている旧人民の民主主義党のセラハッティン・デミルタシュ共同代表と電話で話した。
■バシャク・デミルタシュ氏が手術に
Medyescopeの記者が掴んだ情報によると、セラハッティン・デミルタシュ氏の妻であるバシャク・デミルタシュ氏は、健康上の問題によりイスタンブルの病院で手術することが決定した。
エディルネ高等警備刑務所に収容されているセラハッティン・デミルタシュ氏は、彼の妻が手術を受ける時にそばにいるために法務省に請願した。
■エディルネから移動した
セラハッティン・デミルタシュ氏は請願が法務省によって認められ、3月1日金曜日に警察の厳戒態勢の中、極秘裏に、エディルネからイスタンブルに移動した。
■バフチェリ氏が電話した
デミルタシュ氏は、イスタンブルで妻のバシャク・デミルタシュ氏が手術する病院に移動した。その際、民族主義者行動党代表のデヴレト・バフチェリ氏は法務省を通じて、デミルタシュ氏がイスタンブルで妻のそばにいることを知った。
バフチェリ氏は、この間、セラハッティン・デミルタシュ氏のそばにいたDEM党関係者に電話をした。こうして、バフチェリ氏はデミルタシュ氏と電話で会談した。
■感謝した
バフチェリ氏は最初にバシャク・デミルタシュ氏のために回復を祈る旨を伝え、その後、開始されたプロセスへの貢献と、最近行った声明により、デミルタシュ氏に感謝を述べたことが分かった。
デミルタシュ氏は妻のバシャク・デミルタシュ氏の手術後、エディルネに戻る際、この会談に関して、今日、法務省による説明がなされる可能性があることを明らかにした。
デミルタシュ氏はバフチェリ氏に進められているプロセスにとても期待しており、このプロセスへの支持を続ける予定であると伝えたと判明した。
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翻訳者:鈴木啓太
記事ID:59770