スーダン:戦闘激化、即応支援部隊の進軍続く

2025年03月06日付 al-Quds al-Arabi 紙

◾️即応支援部隊の砲撃により、ハルツームと北ダルフールで11人が死亡
【ハルツーム:本紙】

昨日水曜日、即応支援部隊がスーダンの首都ハルツームと北ダルフール州で砲撃を行い、子どもを含む11人が死亡した。首都ハルツーム西部のヌー病院のボランティアは、カラリー地区で即応支援部隊が実施した砲撃により、子供1人を含む5人が死亡したと報告した。

北ダルフールでは、即応支援部隊による難民キャンプへの攻撃が再び発生し、抵抗委員会は、アブー・シューク難民キャンプで即応支援部隊が実施した砲撃によって6人が死亡したと発表した。

アブー・シューク難民キャンプの緊急室は、即応支援部隊が難民キャンプを2日連続で爆撃したと発表した。

ザムザム難民キャンプは、キャンプの広範囲を標的にした砲撃を受け、民間人の間で負傷者が出た。

ニーファーシャー難民キャンプへの爆撃では、3歳から5歳の少女3人を含む民間人17人が負傷した。

同時に、軍の航空機は、エル・ファーシル北部で即応支援部隊のトラックを破壊した。トラックにはオートバイ、武器、弾薬が積まれており、即応支援部隊の兵士たちが乗っていた。

そして、航空防衛システムは4機の自爆型ドローンを撃墜し、さらに攻撃目標に到達することなく1機のドローンを無力化した。

白ナイル州では、軍の地上防空システムがラバク市の「ウンム・ダバーカル」火力発電所を標的にした4機の無人機を迎撃し、損害は発生しなかった。

これは、軍が同国南東部での進軍を続けている際の出来事であり、軍はセンナール市のダーリーと青ナイル州のルールーを奪還した。

並行して、ジャズィーラ州のインフラ交通大臣アブー・バクル・アブドゥッラー氏は、2023年12月に即応支援部隊が同州に侵攻した後の戦闘で、3,200の水供給施設が破壊されたことを明らかにした。

(後略)


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:新階 望乃
記事ID:59783