シリア:アラブ諸国がシリア政府を支持、治安維持への連帯を表明
2025年03月08日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️アラブ諸国はシリアの安全保障への攻撃を非難… トルコは平和を脅かすいかなる挑発にも警告
【ダマスカス:本紙】
アラブ諸国は昨日金曜日、アサド政権残党によるシリア治安部隊への攻撃を非難した。一方、トルコは「平和を脅かすいかなる挑発」に警告を発し、ロシアは「沈静化」と「流血の終結」を呼びかけた。
ヨルダンのアイマン・サファディー外相は「X」に、「我々は、姉妹国シリアの安全、主権、平和を標的とするあらゆる試み、組織、外部からの干渉を非難する」と投稿した。
同氏はさらに、「シリアを混乱、内乱、抗争に陥れようとする試みは、地域の安定に対する直接的な脅威を示す犯罪だ」と付け加えた。
そして「我々は、シリアの安定と国民の安全を守り、法と治安を維持するためにシリア政府が講じるあらゆる措置を支持する」と強調した。
一方、カタール外務省は声明で、カタール国は「姉妹国シリア・アラブ共和国における無法集団による犯罪と治安部隊への攻撃を最も強く非難する」と述べた。
そして、「カタールはシリア政府と連帯し、同政府が国内の平和を確立し、安全と安定の維持のために同政府が講じるあらゆる措置を支持する」と強調した。
同省は、シリアの主権と独立、統一と領土保全、そしてシリア国民の自由、発展、繁栄に対する願望の実現へのカタール国の全面的な支持を改めて表明した。
また、サウジアラビアは、シリアでの無法集団による犯罪と治安部隊への攻撃を非難し、治安維持に向けたシリア政府の取り組みに対するサウジアラビア政府の支持を強調した。
サウジアラビア外務省は声明で、同国が「シリア・アラブ共和国での無法集団による犯罪と治安部隊への攻撃を非難する」と述べた。また、「サウジアラビアは、安全と安定を維持し、市民の平和を守るためのシリア政府の努力を支持する」と強調した。
(後略)
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翻訳者:新階 望乃
記事ID:59793