エルドアン大統領、DEM党との面会にゴーサイン、DEM党行動へ
2025年03月12日付 Cumhuriyet 紙
公正発展党(AKP)のエルドアン大統領は、党の会派会合ののち、「人民の平等と民主主義党(DEM党)の代表団と面会するかどうか」という質問に対し、「イムラル代表団が面会を求めるのなら応じる」と回答した。エルドアン大統領のこの発言ののち、DEM党共同党首トゥンジェル・バクルハン氏は、エルドアン大統領と面会をするための申請を本日、もしくは明日行う予定であると述べた。
民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏が、トルコ大国民議会の開会時にDEM党の党員らと握手をし、その後の党の会派会合で行った歴史的な呼びかけが、政治の議題を別の議題へと逸らした。
新たな展開はこれに留まらなかった。DEM党の代表団のイムラルでの会見ののち、テロ組織PKKのリーダー、アブドゥッラー・オジャランは「武装解除と解散」の呼びかけを行なった。その直後に、テロ組織PKKは停戦を宣言したのだ。
■エルドアン大統領:面会にゴーサイン
新たなプロセスが、DEM党の代表団による各政党への訪問とともに継続する中、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領から注目を引く発言があった。
このプロセスの間、DEM党の代表団と直接接触しなかったエルドアン大統領は、党の会派会合の終了後「DEM党の代表団と会談するかどうか」と質問された。
エルドアン大統領は、この質問に対し、「イムラル代表団が面会を求めるなら応じる。」と返答した。
■DEM党、行動へ
エルドアン大統領が面会にゴーサインを出したのち、DEM党側からも声明が出された。
DEM党共同党首トゥンジェル・バクルハン氏は、 至福党訪問ののち、「我々の代表団は、エルドアン大統領と面会をするために、本日もしくは明朝申請を行う。」と述べた。
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翻訳者:田端咲希
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