サウジアラビア:皇太子がプーチン大統領と電話会談、ウクライナ危機の解決策を模索

2025年03月14日付 Al-Nahar 紙

■ビン・サルマーン皇太子とプーチン大統領がウクライナ危機の解決策を模索

【本紙】

プーチン大統領はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と電話会談し、そのなかでワシントンとの対話の機会を設けたサウジアラビアの仲介努力を称賛した。

サウジ国営通信は木曜日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子がロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナ危機の解決に向けた取り組みについて協議したと報じた。

同通信は、「会談では二国間の既存の協力分野とそれを発展させる方法が検討された。また、ウクライナ危機を解決するための取り組みについての検討もなされた。皇太子殿下はこの取り組みについて、対話を促進し、ウクライナ危機の政治的解決につなげるためにあらゆる努力をするという王国の熱意を表明した」と述べた。

同通信は加えて、電話会談では「二国間の既存の協力分野とそれを発展させる方法」についても検討されたと述べた。

一方ロシア政府は、同国のプーチン大統領がウクライナ危機の解決に向けたサウジアラビア政府の努力を称賛したと発表した。

ロシア政府は加えて、プーチン大統領がサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談を行い、そのなかで米国政府との協議への経路を築いたサウジアラビアの仲介努力を称賛したと明らかにした。

さらにロシア政府は、サウジアラビア皇太子が米露関係の正常化に貢献する準備があると表明したことを明らかにした。

さらに、プーチン大統領とムハンマド・ビン・サルマーン皇太子が「OPECプラス」における協力の重要性を確認したと述べた。

(後略)


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翻訳者:鈴木美織
記事ID:59829