MHPバフチェリ党首、病状深刻?

2025年03月16日付 Cumhuriyet 紙

民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏は、「常に床に臥せなければならない、もしくは活動をしてはならない、あるタイプの治療中」であること、またその傍にはただ一人の私設秘書しか近づくことができないと述べられた。

2月6日に、心臓弁が移植され約1か月半に渡ってカメラの前に姿を現さなかったMHP党首のデヴレト・バフチェリ氏の健康状態に関して驚くような主張がもたらされた。

クサ・ダルガ紙のコラムでこの問題についての言及をした新聞記者のセダト・ボズクルト氏は、「デヴレト・バフチェリ氏の健康状態は、政府で最もひた隠しにされている情報であり続けている。」と書いた。

バフチェリ氏が受けた治療はかなり深刻なものであると注意を引いたボズクルト氏は、以下のような表現を用いた。

「バフチェリ氏は、あまりに早く復帰をしようと試みたのだが、このことは他の問題をもたらした。今現在の治療プロセスは、常に床に臥せなければならない、もしくは活動をしてはならない状況だ。このために彼のいかなる写真も見ることができない。彼の傍らには、唯一特別秘書のムラト・チェリケル氏が来ることができる。党首補佐でさえもその傍らに赴くことはできない。彼らや、その他全ての人とは電話を通してしかやり取りをしていない。」

■MHPから新たな発表:すぐに公務を始めるだろう

その一方でMHPからのバフチェリの健康状態に関しての最新の発表は昨日、MHP副党首イゼット・ウルビ・ヨンテル氏からやってきた。ヨンテル氏は、政党のペンディク郡クルトキョイで開催されたイフタールのプログラムを訪問した際に、問題に関してのある質問に対して以下のように返答した。

「アッラーに対して何千回も感謝を。私たちの党首の体調は素晴らしい。彼はすぐにも公務を始めるだろう。神に感謝を、アッラーに対して何千もの祝福を。私たちにいかなる問題もありません。」


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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:59838