拘束のイスタンブル市長イマムオールからメッセージ!
2025年03月19日付 Medyescope 紙

逮捕下にあるイスタンブル市長エクレム・イマムオール氏が、初めて自筆のメッセージを送った。イマムオール氏は、メッセージで「行われた嘘、陰謀、罠、嘘、人々の権利を奪う者、国民の意思を奪う者、これらに対して必要な答えは我々の国民たちが示すだろう。まずは神に、そして国民たちに私は託します。」と記した。
イスタンブル広域市(IBB)市長のエクレム・イマムオール氏及びイマムオール氏に近い非常に多くの関係者が、19日朝に逮捕された。現在までに判明している3件の捜査ファイルがある。汚職、都市合意、ゲズィ事件である。汚職及び都市合意に関する捜査により、合計106人に対して逮捕状が出された。
■イマムオール氏からの初めてのメッセージ
ヴァタン通りに位置するイスタンブル警察署で拘束されているイマムオール氏は、自筆のメッセージを送った。イマムオール氏のXアカウントで共有された写真には、「行われた嘘、陰謀、罠、嘘、人々の権利を奪う者、国民の意思を奪う者、これらに対して必要な答えは我々の国民たちが示すだろう。まずは神に、そして国民たちに私は託します。」と書かれていた。
■何が起きたのか?
IBB市長イマムオール氏の自宅に、早朝約20人の警察による強制捜索が行われた。エクレム・イマムオール氏は逮捕された。イマムオール氏とシシュリ区長のシャハン氏を含む7人の容疑者は、「クルディスタン労働者党(PKK)/クルディスタン共同体連盟(KCK)のテロ組織への支援」の容疑で告発されている。
IBB市長イマムオール氏は、汚職捜査において「犯罪組織のリーダー」として表現された。この捜査によってエクレム・イマムオール氏と99人が逮捕された。
汚職捜査の根拠は、「共和人民党(CHP)で現金を数えている映像」に基づいている。
目撃者たちの、「IBB市長イマムオール氏と多くの人々が、実業家たちに金銭の支払いを強要し、一部の実業家たちと行動し不正な利益を得ており、駒として使われる人々を通じて売買をし、犯罪により得た金銭をマネーロンダリングし、資金の送金と回収には「秘密の金庫」と呼ばれる民間人を利用していた」という事件についての証言に基づき、報告書が作成された。この報告書を受け、さらに検察庁は100人に対する捜査を開始した。
エクレム・イマムオール氏と99人の容疑者に関して、「犯罪組織の指導者であること」、「犯罪組織の構成員であること」、「職権濫用」、「賄賂」、「高度な詐欺」、「個人情報への違法アクセス」、「入札妨害」の罪で逮捕状が出された。イマムオール氏には「犯罪組織のリーダー」という表現が用いられた。
イマムオール氏に対して、さらに都市合意の文脈で「クルディスタン労働者党(PKK)/クルディスタン共同体連盟(KCK)のテロ組織への支援」の容疑もかけられている。この捜査においても、イマムオール氏を含む7人が逮捕された。
都市合意に関する捜査の枠組みで、IBB事務総長補佐マヒル・ポラト氏、シシュリ区長レスル・エムラフ・シャハン氏、改革研究所のリーダー、メフメト・アリ・チャルシュカン、そしてシシュリ区長補佐、エブル・オズデミル氏も逮捕された。
■イマムオール氏の学位が白紙に
イスタンブル大学は、「存在しないこと」及び「明らかな誤り」という理由で、イマムオール氏を含む28人の学位の回収による取り消しを決定した。イスタンブル大学から出された声明では、イマムオール氏の名前は言及されなかった。
イマムオール氏は、イスタンブル大学の学位を白紙にされたことに関する声明で、「国民の力によって生まれる正当性以外に我々の解決策はない」と述べた。イマムオール氏は、この決定を下した者たちが人々の権利を奪ったことを強調し、「私にこれからどうするのかと聞いてきますが、私はライオンのように走り続けます。」と語った。
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翻訳者:田端咲希
記事ID:59848