イスタンブル株式市場、暴落ートランプ関税・中国報復

2025年04月09日付 Cumhuriyet 紙
中国がアメリカに向け意図的に関税の引き上げを決定し、世界市場に新たな波動が生じた。イスタンブル株式市場は中国からのニュースで株価を下げ、世界市場での不安定な状況は続いている。

アメリカのトランプ大統領が4月2日に新しい関税政策を発表した後、多くの国が交渉をオープンにしていたことが世界市場において良い雰囲気を作っていた。しかし、中国の報復関税とアメリカが中国向けの関税を104%に引き上げた後、世界市場は再び厳しい下落に直面した。

今日、中国がアメリカに対して関税を84%に引き上げたことに伴い、世界市場の不安定さはより深まった。これらの展開の後、イスタンブル株式市場では株価の下落が加速した。

◾️「イスタンブル株式市場での中国の影響」

イスタンブル株式市場のBIST100指数は、午前中に0.71%下落して9,409ポイントになった。中国からのニュースによって下落が加速されて、14時48分の時点で指数は1.73%下がって9,316ポイントで取引された。

同じ時間帯に、銀行関連の企業の株価指数は3.20%、ホールディング会社の株価指数も1.18%下落した。午前中の取引額は354億リラになった。

BIST100指数では、専門的には9,500ポイントと9,600ポイントが抵抗線、9,350ポイントと9,250ポイントのレベルが支持線と位置付けられている。昨日は、株の買い注文が多く最終的に指数は、0.74%上昇して9,477ポイントで終了した。


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翻訳者:遠藤光姫
記事ID:59941