シリヴリ沖でのM3.9の地震の後、イスタンブルで2回目の激しい揺れを伴う地震が発生した。10秒間ほど観測された地震は大きな混乱を引き起こした。
災害緊急事態対策庁(AFAD)のホームページでの情報によると、震源はマルマラ海、イスタンブル県シリヴリ郡沖でのM3.9の地震で激しい揺れが記録された。
地震の震源は深さ6.99kmであると明らかにされた。地震は震源の周辺の県でも感じられた。
◾️2回目の地震
シリヴリ沖で発生した地震の後、2回目の激しい揺れを伴う地震が発生した。地質学者のオカン・トゥイスズ教授は、発生した地震がイスタンブルで起こると予測されていた、北アナトリア断層を中心とする地震であると述べた。
イスタンブルに影響を与えると予測される断層上で発生したと付け加えたトゥイスズ教授は、「何かの予兆であるとの考えはない。予兆であるとするためには今後も観測する必要がある。現時点では独立した地震であると考えられる。」と述べた。
◾️「応力を和らげる」
この地方の断層は動きが制限されているものであると述べたトゥイスズ教授は「地震が起きず、(断層の)応力が堆積するのがこの地方だ。このため時々、地震が発生する。ここまでの大きさの地震が起きる可能性もある。応力が溜め込まれていること、そして時々この断層が小さな崩壊を伴い、応力を解放していると述べることが出来よう。」と述べた。
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翻訳者:伊藤颯汰
記事ID:60001