■シリアからヨルダンへ麻薬物質を密輸する試みが阻止される

【アンマン：本紙】

ヨルダン軍は月曜日の明け方、シリア国内からヨルダンに大量の麻薬物質を搬入・密輸する試みを阻止することに成功した。

ヨルダンの国営通信社が伝えたところによると、ヨルダン東部軍管区は月曜日の明け方、管轄地域内の戦線で質的作戦を実施し、シリア国内からヨルダンに大量の麻薬物質を搬入・密輸する試みを阻止することに成功した。

同通信社はヨルダン軍総司令部の高官の話として、「国境警備隊は軍事治安機関及び麻薬取締局との調整のもとで、前線監視を通じて、密輸業者のグループが不法なかたちでシリア領からヨルダン領へと越境しようとする試みを追跡した。そして即応巡察隊が動員され、交戦規定が適用された結果、グループに複数の負傷者が発生し、残りの者はシリア国内へ逃走した」と伝えた。

さらに同通信社は「当該地域における捜索・検査作戦の強化により、大量の麻薬が発見され、押収された麻薬は管轄機関へと引き渡された」と付言した。

同筋はヨルダン軍が、「国家の安定や治安を維持するために、国内への（麻薬の）搬入・密輸を目的としたあらゆる作戦を阻止するために、様々なスキル・能力を活用し続けている」ことを確認した。