イラク:カターイブ・ヒズブッラーが対シリア国境の一部開放を主張
2025年04月28日付 al-Sabah al-Jadid 紙
■イラクのカターイブ・ヒズブッラーがシリア国境の部分的開放を呼びかけ
【本紙】
イラクのカターイブ・ヒズブッラーはイラク・シリア国境の部分的開放を呼びかけた。
カターイブ・ヒズブッラーの治安担当高官アブー・アリー・アスカリー氏が土曜日に発表した声明によると、同氏はイラク・シリア間の国境の部分的な開放を支持すると表明した。
同氏は声明で、「加速する出来事、弛緩した状況、そして我々の愛する国民と地域の人々が直面している深刻な課題は、主権、占領軍の国外追放、そして勝利の指導者たちの血を流し国民の金を盗んだ者たちへの責任追及に関連する、我々の主軸たる問題に資するかたちで、我々が責任感とともに曖昧さを持たない立場をとることを迫っている」と述べた。
さらに同氏は「貿易と聖なるアタヤートへの相互訪問を目的としたイラク・シリア国境の部分的な開放は、親愛なるシリア国民に利益をもたらすことから、我々はこれを支持する」と主張した。
この立場は、ムハンマド・シヤーウ・スーダーニー首相がドーハでシリアのアフマド・シャルア大統領と会談した後に示されたものであり、この会談により、対シリア国境の解放を受け入れ難いとしてきたイラクの主張が弱まった。
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翻訳者:大森貫生
記事ID:60058