■ス―ダーニー首相がインフラ開発プロジェクトを通じた国際観光企業の誘致を発表

【バグダード ：本紙】

イラクのムハンマド・シヤーウ・スーダーニー首相は、自国のインフラは国際的な観光企業のために整備されつつあると述べた。同首相は木曜日、リクソス・ホテルズ・グループのファッタ・タミンジェ会長を迎え、イラクの観光投資機会について話し合った。

スーダーニー首相は、「イラクで様々な分野で起こっている発展と復興は、数多くの投資機会の創出に貢献してきた」と明らかにし、「この方向に向けた重要な改革に支えられた魅力的かつ安全な投資環境を鑑みて、政府は観光部門の発展に関心を持っている」と強調した。

さらに同首相は、「政府は、イラクで観光・ホテル事業を立ち上げたいと考えている国際的な観光企業を受け入れることを目的とした、バグダードや各県のインフラ整備に関心を抱いている」と説明した。

同首相は、「イラクには考古学的な遺跡や宗教・文化の中心地があり、それによってイラクは重要な飛躍を遂げ、観光を専門とする企業にとって魅力的な観光的な進出先となっている」と指摘した。一方タミンジェ氏は、リクソス・グループのイラクでの活動を概説し、同国でのプロジェクトに関する最新の動向と、他の22か国で進展中である各プロジェクトについての詳細を説明した。