エジプト:内務省はアフリカ諸国警察の訓練部門トップの会議を開催
2025年05月28日付 Al-Ahram 紙
■内務省は、アフリカ諸国警察の訓練部門トップの第5回会議を開催。45ヵ国が出席
【カイロ】
警察学校は、アフリカ諸国警察機構「アフリポール」の訓練部門トップの第5回会議を開催した。ドイツ国際協力公社(GIZ)が協力し、アフリカの45ヵ国といくつかの国際機関が参加した。
内務大臣補佐官兼警察学校長はスピーチをし、その中でマフムード・タウフィーク内務大臣の挨拶の言葉や、この会議に対する大臣の敬意を伝えた。また、内務省はアフリカ諸国の同胞と協力し、人々の安定・安全の実現に貢献すると強調した。
一方、アフリポール事務総長代理大使は内務省に対し、温かい歓迎や円滑な運営について感謝を示した。また、アフリポールが警察組織の能力構築に集中的に取り組んでいること、そして、アフリカ大陸の人々の安全と安心を実現するためには、訓練こそが人材育成の主要な柱であることを強調した。
また、実践的な訓練が複数公開され、目的を確実に達成するために、訓練の質とその十分な成果が継続的に得られる必要性を確認した。さらに、技術的な発展に対応するための一環として、eラーニングによる訓練の開発やその提供範囲の拡大についての計画や手段が議論された。
また、警察学校、エジプト国際麻薬対策センター、国立特殊部隊研修所等、内務省内のいくつかの訓練機関を訪れ、同省が有する訓練技術を紹介した。
最後に、会議の参加者は内務省に対し、会議の開催と対応、運営について感謝を述べた。
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翻訳者:伊藤琴雪
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