アフガニスタン政府、離散市民に帰国を呼びかけ

2025年06月07日付 Hurriyet 紙

アフガニスタン暫定政権首相、ムッラー・ムハンマド・ハッサン・アフンド師はタリバンが2021年8月15日に政権を掌握したのちに国外へ離散したアフガニスタン人たちに、アフガニスタンに戻るよう、呼びかけを行った。

アフンド師は、クルバンバイラムに際して発信したメッセージで、国外に離散してしまったすべてのアフガニスタン人に、「家へ帰るのは自由であること」と、「誰も彼らに害を及ぼす事は無い」ということを明らかにした上で、「あなた方の先祖代々の土地へ戻り、平和の中で暮らそう」と説いた。

アフンド師は同時に、国へ戻ったアフガニスタン人へ、適切な福祉サービスやシェルターを供給するために、政府関係者に指示を出したと明らかにした。

アメリカとNATOが2021年にアフガニスタンから撤退したのちに、多くのアフガニスタン人が祖国を後にした。

アメリカのドナルド・トランプ大統領は、6月5日に「国家安全保障に対する脅威」となりうるため、という理由で、アフガニスタンを含む12カ国の国籍保有者のアメリカへの渡航を禁止した。


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翻訳者:木村沙帆
記事ID:60275