イエメン:フースィー派がベングリオン空港への攻撃作戦を実施

2025年05月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■フースィー派が超音速弾道ミサイルによってベングリオン空港を攻撃したと発表

【サナア:アナトリア通信】

イエメンのフースィー派は木曜夕方、イスラエルによるサナア国際空港への爆撃に対する初の報復として、テルアビブ近郊のベングリオン空港に対し超音速弾道ミサイルによる攻撃を実施したと述べた。

フースィー派のヤフヤー・サリーウ軍事報道官は声明で、「(同派に属する)ミサイル部隊が、超音速弾道ミサイルで、ロッド(ベングリオン)空港を標的とした軍事作戦を実施した」と述べた。

サリーウ氏は、同作戦が「目標を成功裏に達成した」と述べ、何百万人ものイスラエル人に対し、「遠隔地への避難を強制し、空港の航空運航を停止せしめた」ことを確認した。

さらに、同作戦が「迫害されているパレスチナ人民とその戦⼠らの側に立ち、敵であるシオニストがガザ地区への同胞に対して犯しているジェノサイド犯罪への拒否を表明するためであること」を明らかにした。

さらにサリーウ氏は「侵攻が⽌まり、封鎖が解除されるまで、(フースィー派に属する)イエメン軍部隊はパレスチナ人民に対する義務を果たし続ける」と強調した。

そして、「我々は、イエメンに対するイスラエルのいかなる侵攻に対して、ロッド(ベングリオン)空港を発着する航空航⾏の封鎖の継続を含む、新たな⽀援作戦により報復する」と表明した。


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翻訳者:原ななみ、小山悠太
記事ID:60287