エルドアン大統領、トランプ大統領と会見へ

2025年06月24日付 Hurriyet 紙

NATO首脳会談に参加するため、赴いたオランダでレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアメリカのドナルド・トランプ大統領は、本日23:30に会合を控えている。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、6月24〜25日にオランダのハーグで開催されるNATO首脳会談に参加するために出国した。訪問の前にイスラエルとイランの間の休戦についてコメントをしたエルドアン大統領は、「夜間の停戦合意の知らせに満足している。双方は停戦を完全に遵守すべきだ。我々の地域は、その影響が全世界に感じられる戦争の重荷に耐えられない。」と語った。
 
■重要な首脳会議

NATOの指導者たちは、イスラエルとイランの間の衝突がアメリカの介入により異なる局面を迎え、ロシアのウクライナに対する攻撃が続き、ガザでの人道状況がますます悪化している状況下で、オランダのハーグで一堂に会している。2日間にわたる首脳会議において、トルコを代表するのは、多くの二国間会談も行うと予想されるタイイプ・エルドアン大統領である。

■トランプとの会談の時間が明らかになった

首脳会議の枠組みの中でエルドアン大統領が行うとされる会談の詳細が本日明らかになり始めた。エルドアン大統領は今夜23時30分にアメリカのドナルド・トランプ大統領と会談する予定である。

■最も重要な議題は防衛費

首脳会議で最も重要な議題は、防衛費の増加である。アメリカのドナルド・トランプ大統領は、最初の任期中にこの問題を優先事項として扱っていた。二度目の任期ではこの問題にさらに強硬な姿勢で臨んでいる。目標は、同盟国の防衛費を、現在の国内総生産の2%という目標から5%へと引き上げることである。見出された中間的な案によると、同盟国は装備品購入など直接的な防衛支出を少なくとも3.5%の水準に引き上げ、インフラなど一般的な防衛支出については最大で1.5%の水準が採用される。

■NATO首脳会議で注目の詳細

「NATO首脳会議は2日間行われるが、トランプ大統領が集中できるように、1セッションに縮小された。その後、ページ数の多い声明文が出るが、今回は1ページにまとめられた。この形式ではすべてが異なって進行している」と語ったCNNトルコのビュシュラ・アスランタシュ記者は、首脳会議で注目の警備措置について次のように述べた:
「非常に厳重な警備措置が取られた。見慣れた光景であり、NATOの首脳会議ではこのようになる。ドローン、ヘリコプターが空にあり、多くの道路が閉鎖された。また、多くの措置が講じられ、騎馬警察や警察官が通りにいたことも、首脳会議のひとつの光景である…
私たちのカバンは1つ1つチェックされ、プラスチック製の結束バンドが取り付けられる。今年に限って私たちが気づいた特別なことがあった…
私たちの機器すべてにそれぞれ個別にステッカーが貼られた。周波数が混乱しないようにそれが行われたと言われた。これは追加の対策の1つであった。セキュリティチェックの際にそのステッカーが確認された。以前の年に他国で私が取材したNATO首脳会議では見たことがないものであり、追加の対策の1つであった。サイバー攻撃に対しても追加の対策が取られているとの情報もあった。以前にはこうしたことは見たことがなかった。」


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翻訳者:小玉桃子
記事ID:60364