イラン:国内の復旧・復興事業が停戦後の最優先課題
2025年07月02日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イラン:イスラエルとの停戦後は再建が最優先事項
【テヘラン:ドイツ通信社】
イスラエルとの停戦から1週間、イラン政府は被害を受けた都市の再建が最優先事項であると述べた。
イランのファルザーナ・サーディク(ファルザーネ・サーディグ)道路・都市開発大臣は火曜日、国営ラジオで、「同省の危機管理チーム内に被害調査委員会を設置し、国家復興計画を策定するなど、復興への取り組みはすでに始まっている」と述べた。
政府の発表によると、リダー・アーリフ(レザー・アーレフ)副大統領は、国営投資公社の幹部らと復興活動のための資金調達について協議した。
会議の席上でアーレフ副大統領は、1980年代のイラン・イラク戦争(第一次湾岸戦争)後のイランの復興に言及し、「イランがあらゆる面で戦後復興できることを早急に示さねばならない」と述べた。
今回の武力衝突は、6月13日、イスラエルがイランの核開発計画が脅威になったことを理由にイラン各地を攻撃することで始まった。
イランは、ミサイル攻撃やドローン攻撃で反撃した。米国によるイラン国内の3つの主要な核関連施設への空爆を経て、6月24日、(イスラエル・イランの)停戦合意が成立した。
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翻訳者:福田陸人
記事ID:60401