PKK武装放棄!銃を燃やす
2025年07月11日付 Cumhuriyet 紙
速速報・・・テロ組織PKK(クルディスタン労働者党)が今日の式典で、41年の武装活動に幕を下ろした。イラクのスライマニーヤ郊外で行われた武装解除の式典には、DEM党代表団も出席した。11時50分をもって武装解除が完了した。PKKの最初の発表がなされる中、PKKのテロリストらが武器を燃やす映像も共有された。
テロ組織PKKの首班アブドゥッラー・オジャラン氏の呼びかけにより解散を決定したテロ組織PKKは、今日イラクのスライマニーヤで行われた式典で武装を解除した。
■武器が「式典で」燃やされた
武装解除の式典はジャセネ洞窟で行われた。PKKのあるグループは、武器を燃やして破壊したことがわかっている。
1978年11月27日にディヤルバクル県リジェ郡のフィス村で、テロリストの首班であるアブドゥッラー・オジャラン氏を「リーダー」として、22人が参加して設立が宣言されたテロ組織PKKは、5月5〜7日に実施された第12回総会で解散を決定した。
この決定を踏まえ、PKKの一団のメンバーが今日行われた式典で武装を解除した。式典はイラク・クルド人自治区のスライマニーヤ県・ジャセネ洞窟で行われた。
■式典に250人が立ち会い
DEM党共同党首のトゥンジェル・バクルハン氏とトゥライ・ハティムオールラル氏、元マルディン広域市共同市長のアフメト・テュルク氏、DEM党イムラル代表団メンバーのミトハト・サンジャル氏、民主主義地方党共同党首のチーデム・クルチギュン・ウチャル氏とケスキン・バユンドゥル氏、DEM党所属の国会議員、クルディスタン愛国者連合(YNK)幹部、外国代表団など250人の立ち会いのもと、テロ組織のメンバーらは武器を放棄した。武器は破壊されたということだ。
■会場では上空と地上で非常警戒体制が敷かれる
ANKAの報道によると、テロ組織PKKのメンバーの武装解除が行われたスライマニーヤ県ジャセネ洞窟の周辺では、YNKのペシュメルガが非常警戒態勢を敷いている様子が見られた。
洞窟へ繋がる道では装甲車に乗ったペシュメルガが警備を行っており、報道陣が会場に入るのを防いでいた。式典が開催されたジャセネ洞窟の周辺空域ではヘリコプターが警備を行った。
■武装解除の映像が共有された
今のところ、テロ組織PKKの武装解除の瞬間の映像が共有されている。
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翻訳者:神谷亮平
記事ID:60447