ECO首脳会議の合間にペゼシュキヤーン大統領とイルハム・アリエフ大統領が会談

2025年07月04日付 Iran 紙

 イランとアゼルバイジャン共和国の大統領がハンケンディ市で開催されているECO[経済協力機構]首脳会議の合間に会談を行った。

(イラン電子版)第17回経済協力機構(ECO)首脳会議に出席するためアゼルバイジャン共和国大統領の招きでハンケンディ市を訪れているマスウード・ペゼシュキヤーン大統領は、本日金曜日(ティール月13日[西暦7月4日])、首脳会議の合間にアゼルバイジャン共和国のイルハム・アリエフ大統領と会談した。

 IRNAによると、ペゼシュキヤーン大統領はこの会談の前にタジキスタン大統領やパキスタン首相、トルコ大統領とも会談した。また、この首脳会議では演説も行った。

 アゼルバイジャン共和国やトルクメニスタン、アフガニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、パキスタン、カザフスタンなどの国々の首脳らがこの首脳会議に参加し、経済・社会・政治分野に関する意見交換、および地域の利益に即した共同協力の基礎の構築のための機会となった。

 ペゼシュキヤーン大統領はこの会議において、親愛なるイラン国民に対して行われたシオニスト政権の侵略で多数の人的被害が出たことに言及した上で、「今回の戦争でイランの軍隊は、国連憲章第51条に従ってイラン国民と国家主権、我が国の領土保全に対する正当な防衛を行い、侵略者らに大きな教訓を与え、この地域における戦争の拡大を阻止した」と述べた。

 同大統領はさらに、「危機を迎えていた期間を通じて地域諸国およびECO加盟国が責任ある立場をとったことに感謝する。イスラーム諸国外相会議を含む多くの国際機関および地域機関が、イラン・イスラーム共和国に対するシオニスト政権の攻撃を非難する決議を採択した」と付け加えた。


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翻訳者:SR
記事ID:60460